溶接焼けを取る

溶接焼けとは、ステンレスなどの金属を溶接した際に、溶接した場所で黒い着色が残る現象です。(鉄が高温で酸素と反応した黒さび)
ケミ山の「中性塩電解焼け取り法」は、この溶接焼けを、安全に簡単に取り除ける画期的な技術です。

技術説明動画

①中性電解液(塩水のような液体)を、モップに浸します。②焼け取りする場所に、電気を流しながらモップをこすります。③溶接焼けがキレイに除かれてから水で洗い流し作業は完了です。

実際には、電解液の組成や電気の流し方は長年の技術開発ノウハウで構築しているため、誰にも同じものは作れません。これがケミ山の強みの一つです。

主力製品

電源器

中性電解液

電解用モップ

製品開発エピソード

溶接焼け取りには、これまで毒劇物である「硝フッ酸」を使用するほかなかったのですが、今ではケミ山の中性塩電解焼け取り法が、皆さんに利用いただけるようになりました。更にケミ山の技術では、焼け取り後のステンレス表面に「ウルトラ不動態被膜」が形成され、より金属腐食に強い製品として利用いただけるようになります。